筋トレとビジネスに通づるマインドについて
※ここから述べるものは完全に持論です。
普段筋トレをしている時色々なことを考えます。
セット中は筋肉の動き、対象の筋肉に刺激が行っているかどうか、
回数、重さは適切かどうか等。
レスト中は、特にビジネスのことだったり、最近興味を持っていることだったり、
いつも決まっているわけではないのですが、
なにやら考え事をしています。
そこである種のアイディアや考え方が醸成されていくことも
何となく感じています。
きっと世界的な経営者がフィットネスに取り組んでいたり、
ボディビルなどのフィットネス選手がビジネスに成功したり
しているのは、筋トレ中の禅にも近い境地がいい効果を上げているのだ、そんなことを日々考えております。
ほんと…なにも知らないで筋トレを軽んじている人には
もったいなくて教えたくないですね。
最近、私がぼやっと考えていたこと、何となく下記のように
ブログにまとめてみようと思います。
テーマは「弱点を強化するには」です。
このテーマ、筋トレもビジネスも一緒かな、と思っております。
筋トレの場合、私は以下のような方法で弱点強化に取り組みます。
1.弱点となる部位、その原因は何なのかを突き止める。
弱点となる部分は他の部位と比べてなにかが違うはずです。
フォームなのか、強度なのか、頻度なのか、それとも別の要因か。
ある程度自分の中で仮定を立てます。
2.仮定で立てた問題点を改善するためになにに取り組むか、いつまでに改善するかを決める。
意外と多いのは弱点とわかっていながら今までやってきた方法、癖をなかなか捨てられない人です。例えば、無意識に上げていた重量でも、フォームや意識を変えることで挙がらなくなることがあります。筋トレの世界では漸近性過負荷原則というものがありますから、重量を落とすのに躊躇する人もいるでしょう。だからこそ、いつまでに、という期間を決めることは重要となってくると思います。
3.改善施策をとる前と施策後の違いを評価する。
忘れがちなのは結果の振り返りです。仮定で立てた原因に対して、どのようにアプローチし、どのような結果が出たのか、これを正しく行わなければ、自分が勧めてきた取り組みが正しかったのか、間違っていたのか、全く経験として活かされなくなってしまいます。
具体的にどんなことをするのか、簡単に太さの計測、ビフォーアフターの写真の見比べ程度でいいと思っています。
こんな感じで私は弱点強化の道筋を立てます。
なによりも大事なのは「時間をかけてあげること」「スケジュールを立てて細かく評価すること」これに尽きると思っています。
ここまでは筋トレの話ですが、これってビジネスでも通用すると思っています。
例えば、会社でお荷物となっている部署があって、その部署を立て直す任務を与えられたとします。
皆さん、まずなにをしますでしょうか。
おそらく、現状把握、そこから課題の洗い出し、具体的なタスクとスケジュールへの落とし込み、実施後の評価みたいなサイクルで立て直しを進めていくと思います。
いわゆるPDCAサイクルを回す作業です。
それっぽく書いていますが、本質が同じということで当然のことと言われれば当然かと思います。
つまりは、トレーニー、特に高いレベルでトレーニングを続けている方はこの習慣が強く生活に染み付いているのだということです。
ビジネスで成功する人が多いわけです。
もちろん、異論はあると思います。筋トレに限った話ではないので、この話イコール筋トレすごいということにはならないでしょう。
ですが、筋トレが健康のためだけに注目されるのはもったいないな、て思うサラリーマンはこんなことを考えて日々トレーニングしているのです。
だから、筋トレバカなんて呼ばないでくださいねw